atelier nocca アトリエ・ノッカ インテリアコーディネーター&フラワーアーティストとして、幸せと安らぎを届けるべく、オーダーメイドで世界にたった一つのフラワーギフトやあなただけのフラワーアレンジ・フラワーアートをお作りします。また、インテリアコーディネートで、あなたの理想の人生やライフスタイルに近づくサポートをいたします。まずはお気軽にご相談ください。

【自宅兼事務所のカーテンを新調。遮光カーテンの進化】

 
すっかりこのブログもお久しぶりの更新です。
2025年の2月になってしまいましたが、
今年もよろしくお願いします!
 
 

1.ドレープカーテンを新調しました

さてもう昨年のことになりますが、
我が家のリビングダイニングの改造レポート。
 
普段は仕事でお客様のお家のインテリアを素敵にしていますが、
自宅兼事務所でもある我が家のお手入れも重要。
ということで、カーテンを新調しました!
 
前は遮光カーテンではないグレーのカーテン。
前住んでいた方のお下がりでしたが
ついに、壁面収納とソファ、ラグを変えたので
最後の仕上げということで
気分も新たにドレープカーテンを新調しました。
 
 

2.カーテン選びのポイント

我が家の場合レースのカーテンは
すでに新しくしていたのですが
厚手のドレープカーテンはお値段も結構するので
ちょっとためらいがあり、そのままになっていたのでした。
 
今回、ソファやダイニングテーブル、チェアを
新調したのでその勢いで思い切って決めた感じです。
 

カーテン選びのポイントは、

部屋の性質やライフスタイルによってもかわります。

 

1)その部屋で寝ることがある場合-遮光にするかしないか

寝る場合は遮光にするかしないかが重要ポイント。

・明るいと寝られないタイプの人がいるか?

・夜勤などで昼間に寝る人がいるか?

 

2)全部屋に共通するポイント

他のインテリアアイテムとの調和の観点から,

・カーテンの色合い

・素材の質感

の2点が重要です。

 
今回の我が家の場合を例に、
ちょっと解説してみたいと思います。
 

3.遮光カーテンにするときの注意点

我が家のリビングは南側が全面窓でして、
日光の光が一年中降り注ぐ
明るくて気持ちの良いリビングです。
 
日光を感じながら過ごすのが好きなのですが、
遮光カーテンにしたのは、
ここで寝ることがあるからです。
 
コロナ禍以降、
ライフスタイルも変化しましたが
感染症のときの感染防止対策も
結構各家庭で厳重になったように思います。
 
我が家もそうで、
家族の誰かが体調不良のときは
元気な方の大人は
ここで寝ることもあるので、
太陽光を遮ってくれる
一級遮光のカーテンにしました。
 
私は明るくても平気で寝ているタイプなのですが、
夫が明るいと寝られないタイプ。
 
歳をとってくると明け方に
目が覚めやすくなってしまうので
ライフステージの変化を見越して
十分な睡眠環境を確保するという意味では
中年以降は遮光にした方がいいなという感じがします。
 
ちなみに新しいカーテンは一級遮光です。
 
一級遮光というのは、遮光率が99.99%以上で、
外からの光をほとんど通さないものです。
 
昔は白系の遮光カーテンは
一級遮光が少なかったのですが
技術の進歩もあって、最近は結構あります。
選択肢が広がっていい時代ですね!
 
それでも濃い色味の遮光カーテンよりは
明るめな気はしますが、我が家の場合はこれで十分。
おかげで夫も朝までぐっすり眠れています♪
 
ただし人によっては
やはり少し明るさが気になるという
人もいらっしゃるかもしれません。
その時はやはり布地の色が
やや暗めのものを選んだ方が確実です。
 
我が家の場合は
毎日寝るわけではないリビングのカーテン。
 
遮光の布は、どうしても布が黒っぽく重たくなりがちなので、
あえて明るめのアイボリー系の遮光カーテンで
軽やかなイメージに仕上げました。
 
 

4.カーテンの色と素材を選ぶポイント

インテリアのプロの端くれとして
カーテンの色と素材をどうするかはけっこう迷ったのですが、
選んだのはのっぺりした白地ではなく
少し杢のはいったアイボリー系の
スミノエのU9275という品番の一級遮光カーテンです。
 

我が家はそんなに広くない都内のマンションです。

ウォールナットの壁面収納、ダイニングテーブル&チェアで
家具が濃いめのブラウンなので結構重厚感があるんです。
 
これでカーテンの色合いまで暗めだと、
高級感は出ますが圧迫感が出てきてしまいます。
人が集まるリビングでもあるので
明るい色味のカーテンにしたいところです。
 
そして窓の面積が広いため、
カーテンを閉じた時の面積も非常に大きくなります。
アクセントカラーとして
ブルーやイエロー、グリーンなど特定の色相を
入れるのもありなのですが、
面積的にやりすぎ、くどい印象になる。
 
そうなるとどうしても
白黒ベージュあたりの色味に落ち着きます。
 
ただ一口にモノクロ系と言っても
非常にバリエーションがありますので
これが難しい。
 
ソファは青みのグレー系で、
ダイニングチェアの貼地は
ベージュも入ったグレージュ系にしていました。
 
なので自然に両者の間を埋めるような、
アイボリー系の色味の布地にしました。
 
グレーのソファベッドや
グレージュの貼り地のダイニングチェア、
ウォールナットの家具類にも
しっくり調和して他の邪魔をしない、
飽きのこないカーテンで満足度が高いです。
 
真っ白だと味気ないけど、
アイボリー系だと温かみも適度にあり
お部屋も広く見えていい感じです。
 
色合いは明るくなりましたが、
重厚感や高級感は増しました。
 
 
細かい杢の優しいナチュラルな布地は
単調にならず布の風合いに表情があって、
温もりが感じられます。
毎日眺めていてもいい気持ちがして大満足です。
 
 
 

5.カーテンはインテリアの中でお金をかけるべきアイテム!

実はカーテンは、インテリアの中で
お金をかけてほしいアイテムの一つです。
(他は、照明や小物類!)
 
なぜカーテンが大事なのか
というと、部屋の中で大きな面積を占めるから。
 
そして特にリビングダイニングのカーテンは、
何気なく毎日、しかも長い時間目にするものでもあります。
 
滞在時間が長い
リビングやダイニングのようなお部屋のカーテンは、
多少コストがかかっても
布の質感を大事にしていただきたい。
 
やはり上質な布地は、見た目も素敵で
見るたびにいい気持ちになるものです。
 
 
超高級品にする必要まではないのですが,
こういう感情的な価値も大事にしていただくと
お部屋で過ごす時の満足感が全く違うものになってきます。
 
一時的にお財布は痛みます。
私もそうでしたが、確かに「うっ!」ときます。
しかし!その後の満足感の高いことといったら。
 
カーテンってそんなに頻繁に替えられるものではなく
長期間にわたって使うものです。
なので、
それも鑑みてご予算を振り分けておくのが
めちゃくちゃおすすめです!
 
特に家を新築するとか購入するとき
早く決断の時がやってくる
水回りの機器(風呂トイレキッチン)に
つい予算をかけすぎてしまい、
照明や家具カーテンを
決める頃にはもう予算がない・・・
というケースが非常に多いです。
 
これはとてももったいない!
 
フリーランスのインテリアコーディネーターとして
呼ばれるタイミングは
水回りを選び終わってからのことが多いんですよね。
もう少し早くお声がけいただけたら
もっと素敵な仕上がりになるように予算を取っておいて
いただくのに・・・となってしまうことが多いんです。とほほ。
 
インテリアって、カーテン・照明・家具・壁紙・
グリーンやアートなどの仕上げの部分によって
ガラリと印象が違ってきます。
 
設備面の充実も大事ではありますが、
お部屋の印象をそれ以上に変えてしまうアイテムへの
予算配分も、ぜひ多めに取っておいていただくのが
賢い家づくりのコツです。
 
今すぐ家を買うわけではない人にも、
ぜひ覚えておいてほしいポイントでもあります。
 
 
これで、自宅兼事務所のリニューアルがほぼ完了!
 
ダイニング側の窓はこんな感じです。
白っぽいのでアクセントにフラワーを。
 
 
 
壁にも同じ色合いのアートなど飾ると
統一感が出ます。
 
それも考えていこうと思います。
 
壁面収納のおかげで本棚も充実して、
雰囲気も夫婦のちょうど良いところを
取り入れたやりすぎない
ナチュラル×北欧モダンミックスの
仕上がりになりました。
 
 
隠す収納をたくさん作ってゴチャつきをなくす
という選択肢もありましたが
子供がいるので本を手に取りやすく、
片付けしやすいことを優先して
ある程度オープン収納を残しています。
 
色彩感覚の育ちのことも考えると
程よくいろんな色があったほうが
目からの刺激が入るのでいいと思います。
 
時の洗礼を受けたとしても
おかしくない程度に、
普遍性の高いインテリアを心掛けました。
 
都内の典型的な3LDKの中古マンションですが
家族の必要性も満たしながら
仕事の資料も十分収納できる、
納得のいくインテリアになりました。
 
本などのモノが多かったり
子育て中のご家庭のインテリアの参考に
なればいいなあと思います。
 
そんな都内在住の40代子持ちの
フリーランスインテリアコーディネーター、
時々絵描きの野村でした。
 
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