MINERVA2021 in Kyotoのため

一泊二日で京都まで行ってきました。

 

京都でも緊急事態宣言が延長されましたが

感染対策を十分にして開催されることに。

移動が長いので、

かなり緊張感がありました・・・

 

外国人がいないひっそりとした京都。

それはそれでとても趣があって素敵でしたが

京都まで、来ていただきづらい

状況でしたので

詳しくレポートしていきます！

 

 

まず、当日の４日。

全国的に大雨で

朝から移動が大変でした。

 

でも、予約しておいた

ウエスティン都ホテル京都には

嬉しいサービスが！

京都駅に出張所があり、

荷物を預けるとチェックインまでに

フロントまで運んでくれるのです。

 

おかげで、そのまま会場まで行けて

時間短縮に。気づいてラッキーでした。

 

帰りも同じく、

フロントでスーツケースを預けると

京都駅まで運んでいただき、

帰りにピックアップできて

体力消耗を防ぐことができました。

ありがとうございました！

 

ホテル滞在記は、また別途。

泊まった部屋のルームツアー的な

ことをやってみたいと思います。

 

さて、MINERVA2021 in Kyoto

会場は、京都市美術館別館です。

 

もともと京セラ美術館だったのですが

会期延長の影響で別館に変更されました。

 

 

 

かなり立派で、歴史を感じる建築です。

調べてみると、旧京都市公会堂東館として

1930年に竣工した建物。

 

1964年より京都会館別館として使われ

内装を改修したのちに、

2000年から京都市美術館別館として

使われているそうです。

お隣の平安神宮などの景観とも調和する

かなりクラシックな外観です。

 

内部もレトロクラシック。素敵です。

会場は、二階。

 

 

到着しました！

正面には大きく展覧会のビジュアルが

掲示されています。

 

 

入口のすぐ脇には開会にあたっての

英国王立美術家協会（RBA）の挨拶。

 

14名のRBA会員のアーティストの

作品も展示されていました。

 

RBAは狭き門で、所定の展覧会で

３回の入賞歴が必要な上、審査にも

かなりの時間がかかるそうです。

 

日本でも知られている人としては

彫刻家のヘンリー・ムーアが

所属しており、印象派の巨匠

クロード・モネも名誉会員です。

お話をいただいたときは、正直

ビックネームすぎて驚きました。

 

このMINERVAプロジェクトは

ロンドンでの展示のみでしたが

今回５回目を迎えるのを記念し

日本とロンドンでの巡回展が

初めて実現しました。

そのため、日本でのRBA会員の作品が

展示されるのも初めてとのこと。

 

作品自体もさすがレベルが高いな、

と思わされるものが多く、

個人的にもこれが家にあったら

素敵だなあと気に入る作品もありました。

 

理屈でいいあらわしきれないのですが

こちらの心情に波が立つ、作品。

貴重な機会でした。

 

RBAの初代会長は、

ジェームズ・マクニール・ホイッスラーで

彼は、日本の浮世絵にも大きな影響をうけて

それが作品にも表れています。

初代会長が憧れた日本での展示ができて

喜ばしいということが書かれていました。

 

 

会場には、和洋の絵画や陶磁器、

書、彫刻やその他の工芸など

様々なジャンルの作品があります。

 

私の作品は、一番奥のエリアの真正面。

いい場所に飾っていただきました。

 

私の作品の隣には偶然、

交流のあるアーティストの大先輩の作品が

展示されており、とてもびっくりしました。

 

翌日、美術館へ行く途中で

ばったりお会いできて

「フラワー作品では正直あなたの作品が

一番いいと感じた。

頑張っている人がいて嬉しい」

という旨の光栄なご感想もいただきました。

 

 

 

 

近くにお仕事で来ていた前職の後輩など

私がいない時に見に行ってくださって

ご感想をお寄せくださった方もいらして、

とても感激しております。

 

中でも友人のご両親がわざわざ大阪から

見に行ってくださって、

色彩の組み合わせと空間構成を

お褒めいただいたのは嬉しかったです。

元美術の先生でいらっしゃるそうで

運営会社さんやRBA会長からの

私の作品の批評と同じようなことを

おっしゃられていて、

確かな手応えを感じました。

 

ご来場頂いたみなさん、

本当にありがとうございました。

日頃から応援頂いている皆さんも

ありがとうございます！

 

今回は、会場の作品の前で

作品について解説した動画を撮りましたので

よかったらぜひご覧ください。

 

ご視聴はこちらから↓↓
https://youtu.be/1kaYN7Fz6qU

 

夕方からは晴れて、隣の敷地にある

平安神宮会館にて

英国王立美術家協会RBAの名誉会員の

認証授与式に出席しました。

 

こんな認定証をいただきました。

 

 

 

平安神宮会館は人気の場所で

和モダンなインテリアと

お庭の日本庭園がとても素敵でした。

京都に来たなという感じ。

 

 

クオリアート・櫛田社長からの一言。

RBAのフェローでもいらっしゃいます。

 

RBA名誉会員の認証をいただきました。

これも通過点。

さらにパワーアップしていきます。

 

実は産後、初めての泊りがけの出張で

どうなることかと思いましたが
息子とパパで初めてのお留守番は大成功。

 

普段からよくお世話をしてくれているため

私がいなくても色々と段取り良く進めて

留守を守ってくれた夫に感謝です。

 

息子もいつもと違う雰囲気を察したのか

おとなしくしてくれていたようです。

 

おかげで宿泊先のホテルでも

やきもきせずにゆっくりこもって

体を休めることができました。

 

帰宅したあとは

反動で元気いっぱいになり

くっついてきて大変でしたが

たまには父と子水入らずでもいいかな？

と思ったりもします（笑

 

このような感じで

京都での展覧会を終えることができました。

 

担当さんからのお話では、この展覧会に

約１０００名の来場者があったようです。

緊急事態宣言の下で、さらに初めての

日本での展示だったにしては

たくさんのお客様に来ていただいたのでは

ないかと思います。

改めて感謝申し上げます。

 

この作品はさらに、

2021年８月２５日から８月２８日にかけて

ロンドンのRBAの拠点である

マル・ギャラリーズで展示されます。

 

mall galleries　Webサイト↓↓

https://www.mallgalleries.org.uk/

 

現地には残念ながら行けませんが、

ロンドンは美術館博物館が全て無料で

市民は小さい頃から

ひろくアートに親しんでいるそうです。

 

作品を一点一点、じっくり時間をかけて

見たうえで、作品や作家についての

情報にも興味津々で質問されるそうです

 

これはとても楽しみであると同時に

気が引き締まりますね・・・

こちらも開催報告をお楽しみに！

 

長くなりましたが以上、京都での

MINERVA2021レポートでした。

 

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アトリエ・ノッカ

野村絵美子